異世界で人形として生きます

主人公の性格は素晴らしい，聖母の性格の主人公にはもう飽き飽きしている，作者が引き続き更新してくれることを期待しています

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（150文字）

人形の体で転生したいと願った主人公。
森の中に飛ばされ、丸腰はまずいと思った主人公は、生産と錬金の力を使って戦闘準備を整える。
そして早速出会ったゴブリン達と戦闘を繰り広げるのだが……。
球体関節や人形の体を自由自在に操って、華麗に敵を倒すシーンは圧巻。
他所では見たことのない発想に目から鱗が落ちました。
一味違う異世界転生。ありきたりな設定に飽きてしまった方にオススメします。

最初、主人公は人形に転生してどうなっちゃうんだろう、と思ったら、「こんな手があったか！」という手法で困難を乗り越えていきます。

その過程で主人公、クロエは人間嫌いの獣人の少女、リンと信頼関係を築き、どんどん仲良くなっていきます。

その過程が緻密に描かれており、とても優しいので、読んでいて心が温かくなりました。

クロエとリンのこれからの冒険に期待です！