最初の３行が強すぎる。
執筆した使徒のテンションが高すぎて怖いですね。

ところで、作者様によれば、本作は「ゆるSF」に当たるそうです。
……当たるのか？　まあ、地球平面説だし？
あと、フラットアースを勧めてはいないだろ！

　普段から何気なく使っている言葉の数々。その「起源が」紐解かれて行く。

　なぜ、布団や傘だけは大昔から大きく姿を変えないままで残っているのか。
　青天井や天下無双などの言葉はどうやって生まれたか。

　神が天地を創造したという七日間を紐解いていくことにより、「神の性質」と「神が生み出してしまった事態」を理解していく。
　その過程で様々な問題が発生し、いくつもの言葉が生まれることになった。

　布団は寝るのには良いけれど、やはり「万年床」は良くないよね、と改めて考えさせられました。
　天気がいい時には、ちゃんと干さないとね！（でも、今は花粉の時期だから無理か……）

　世界のなりたちを伝える創世記はあまた。あらゆる地方に残っています。
　そして今回、最新にして究極のバージョンが発見されました。

　地球平面説、つまり地球はダダっ広いと提唱する本書。
　数々の単語や故事成語をもとに、世界の真実を解き明かしてまいります。

　――――踊る者とは？　無双とは？
　この説得力と想像力、もはや聖典レベル。

　フラットアーサー達の集会を覗いてみたくなりました。